こんちは、ReMix綾瀬店、飯田です。
皆さん、『サインポール』ってご存知ですか?
これです!
床屋さんの目印の 赤、青、白のグルグル!
美容室にはありませんが、床屋さんのシンボルですね
定休日の謎に引き続き、今回はサインポールの謎です。
そもそも、どうして?これが床屋さんの目印になって
どうして?このデザインなの??
いくつかの説があるようですが
調べてみると、歴史は中世ヨーロッパにまでさかのぼります。
当時の理髪師は髪を切るだけでなく
切開手術などもし、病気の治療もする
『理髪外科医』と呼ばれていたそうです。
確かに、専門学校での授業や理美容師の国家試験では
生理解剖学や皮膚科学などの科目がありますが
サロンで手術って・・・今ではとても信じられません
当時、ポピュラーな治療法に『瀉血』(しゃけつ)があり
『身体の悪い部分に、悪い血が集まる』という考えから
その部分から血を抜き取るという治療法があったそうです。
このように患者に棒を握らせ、腕を固定し、血を抜いたそうです。
棒は、血が付いても目立たぬように赤く塗られ
当時、包帯は大変貴重な物で、何度も洗って使いました。
洗った包帯を干すのに、その棒が丁度良く
赤い棒に白い包帯をグルグル巻いて
店の外に出して乾かしていたそうです。
それが床屋さんの目印、サインポールの始まりてす。
なので、19世紀くらいまでは
このように、赤と白のポールでした。
その後、デザインとして青が加えられ
こじつけに、青、赤、白を
『静脈』 『動脈』 『包帯』などと意味を持たせた・・・
というのが、ひとつの説だそうです。
当時は、髪を切るのも
身体の一部を切るような、そんな感覚だったのでしょうか・・・?
お客様の髪を切らせていただく責任を再認識しつつ
謎のデザイン!『サインポール』いかがでしたか?